岡山県は、今年4月に公立の小中学校で実施した全国学力テストの結果を発表しました。
(岡山市教育委員会/菅野和良 教育長) 「これまでの地道な取り組みが実を結びつつあり、非常にいい傾向にあるというふうに考えております」
岡山県では、381の公立小学校の6年生と、157の公立中学校の3年生を対象に調査を行い、7月31日に岡山県と岡山市の教育委員会が結果を発表しました。
岡山県教委が正答率に基づいて出した全国順位は小学校が29位、中学校は19位でした。
小学校の平均正答率は「国語」が全国平均と同等で、「算数」は下回りました。一方、中学校は「国語」と「数学」が全国平均と同等で、今回初めて実施された「英語」は下回りました。
この結果を受けて伊原木隆太知事は、「県教委には、これまでの取り組みの効果検証を行い、課題の解消を着実に進めてほしい」とコメントしています。