児童や生徒の学力などを把握するための「全国学力・学習状況調査」が岡山・香川でも行われています。
「全国学力・学習状況調査」は文部科学省が小学6年生と中学3年生を対象に実施しているものです。国語と算数・数学の学力テストのほか、学習の意欲や方法などに関するオンラインのアンケートも行われています。
このうち、岡山市北区の県立岡山大安寺中等教育学校では、18日朝から3年生154人が学力テストを受けました。
2024年度、岡山県では小・中学校合わせて529校の児童と生徒、約3万2800人が対象です。
県の教育委員会は2021年度から、全国の平均正答率を1ポイント上回ることを目標としています。
2023年度の国語と算数・数学を合わせた県の平均正答率は、小学校が全国よりも1ポイント下回り、中学校が全国と同じレベルでした。
香川県でも、224の小中学校や特別支援学校で調査が行われ、高松市の小学校でも、6年生の児童が国語と算数のテストを受けました。
2023年度は、香川県の小学校は国語、算数ともに全国平均並み。中学校は、国語が全国平均並み、数学は全国平均を上回ったものの、英語が下回りました。特に「英文を読むこと」に課題がみられたということです。
全国学力・学習状況調査の結果がまとまるのは、7月末の予定です。