岡山や倉敷の街並みを空から描いた鳥瞰図(ちょうかんず)の展覧会が、倉敷市で開かれています。
岡山市民会館に、桜が咲き誇る後楽園。岡山市中心部の町並みを500分の1の縮尺で描いた鳥瞰図です。倉敷の鳥瞰図と一緒に美観地区のギャラリーに展示され、縦横約2メートルあります。
倉敷市の画家岡本直樹さん(70)がそれぞれ4年間かけて制作しました。町を歩いて建物などをスケッチし、アイソメトリックという図法を使って描いています。
(鳥瞰図を制作/岡本直樹さん) 「侍が作った町と町人が作った町との差が一目瞭然で楽しい。これやりたくて十何年頑張ってきた感じです」
(浅口市から―) 「実家も写ってるから見に来たいなと思って。ここになります。すごくいきいきとした感じで描かれててすてきです」
現在70歳の岡本さん、これからも変わり続ける町の景色を残していきたいと話します。
(岡本直樹さん) 「いつできるか分からないですけど、何かの形で最後の仕事になるか、ちょっと頑張ってみようかなという気はしてます」
この展覧会は、8月25日まで開かれています。