義務教育学校の設立は岡山・香川で初めてです。岡山市教育委員会は、岡山市東区にある山南学区の小中学校5校を統廃合し、新たに9年制の義務教育学校を設立することを明らかにしました。
岡山市教育委員会の菅野和良教育長が明らかにしたものです。
新しい義務教育学校は岡山市東区の山南中学校と太伯・幸島・大宮・朝日の4つの小学校が統廃合されて設立されます。義務教育学校は、9年間の学校教育目標を設定する新しい種類の小中一貫校です。
校舎は、山南中学校を増改築し2022年4月に開校する計画です。
山南学区の小中学生は年々減っていて、今年は489人で最も少ない大宮小では12人となっています。児童らが多様な意見に触れる学習機会の確保が課題となっていました。
(岡山市教育委員会/菅野和良 教育長) 「1人1人の子どもたちが意見を戦わせるコミュニケーション能力を向上させていくということが、今の現状よりはより進むんじゃないかなと」