昆虫が大好きな高松市の小学生が珍しい虫を発見し、夏休みの自由研究にしました。背中がピンク色のバッタです。
見つけたのは高松市の小学3年生、熊野良祐くん(9)です。
(熊野良祐くん) 「ピンク色でびっくりしました」
良祐くんは8月22日、自宅近くの草むらで背中がピンク色のバッタを発見し、捕まえました。そして、夏休みの自由研究としてバッタの色や形を記録しました。
昆虫の専門家にとっても背中がピンク色のバッタは珍しいようです。
(みんなでつくる自然史博物館・香川/松本慶一さん) 「小学生のときに憧れのバッタの一つでずっと探し続けていた。僕も小学校のときに出会いたかった。おめでとう」
このバッタは「ショウリョウバッタモドキ」という種類で、草むらの色に合わせ、ピンク色になった可能性が高いそうです。
このショウリョウバッタモドキを見つけること自体が難しいと言いますが…
(みんなでつくる自然史博物館・香川/松本慶一さん) 「見つかった1匹のそう遠くない、絶対半径50メートル以内の草むらの中に何十匹か固まっている環境がどこかにあるはずです」
(熊野良祐くん) 「(Q.どう?これ聞いて?)探したい」
良祐くんはさっそく近くの草むらで探します。
(熊野良祐くん) 「この中におる。ショウリョウバッタ」
良祐くんは次々とバッタを捕まえます。しかし、草むらをくまなく探しても、お目当てのショウリョウバッタモドキを捕まえることはできませんでした。
(熊野良祐くん) 「もっと仲間を増やして、どんどん生まれて卵を産んでの繰り返しをしてほしい」