11月5日夜、丸亀市で自治体や病院関係者らが今後の地域医療について話し合いました。厚生労働省に「再編の検討が必要」とされた病院は地域における「存在意義」を訴えました。
地域医療構想調整会議には、中西讃地域の自治体や病院関係者ら約50人が出席しました。
9月、厚生労働省は地域医療の効率化を図るため、診療実績などをもとに再編の検討が必要だとする病院名を公表しました。香川では4つの病院が対象でした。
5日の調整会議には、対象とされた滝宮総合病院も出席し、院長が「病院の必要性」を訴えました。
(滝宮総合病院/井上秀幸 院長) 「病床稼働率はだいたい80~95パーセントということで、地域にとって不可欠な病床ではないかと思う」
厚労省は再編・統合しない場合は来年3月、する場合は来年9月までに報告するよう求めています。