高松市は、同性のカップルに結婚に相当する関係を認める「パートナーシップ宣誓制度」を、2020年度から導入する方針を明らかにしました。12月3日の定例会見で高松市の大西市長が発表しました。
「パートナーシップ宣誓制度」は申請があった同性カップルに対し、結婚に相当する関係を認める証明書を市が発行するものです。 証明書に法的な効力はありませんが、市営住宅の申し込みや市が運営する「みんなの病院」での手術の同意などで家族同様の扱いを受けられます。利用できる医療機関を増やすため、市は医師会などにも働きかける予定です。
対象となるのは、ともに市内在住か市内へ転入予定の20歳以上のカップルです。
2020年4月からの実施を予定しており、四国の自治体では、2020年1月に導入する三豊市に続いて2例目となる見通しです。