岡山市の高校で折り紙ヒコーキを作る教室が12日、開かれました。ベテラン記者も飛び入りで参加しました。
「折り紙ヒコーキ教室」が開かれたのは、岡山市の東岡山工業高校です。
日本航空JALは2020年3月8日、東京で折り紙ヒコーキの全国大会を開きます。整備士や地上職員が東岡山工業高校を訪れ、全国大会出場を目指す電気科の生徒9人に折り紙ヒコーキの作り方を指導しました。
作ったのは、滞空時間を競う「スカイキング」と飛行距離を競う「いかヒコーキ」の2種類です。48歳のベテラン記者も童心に帰って折り紙ヒコーキ作りに挑戦しました。折り紙の中心に向かってきれいに折り合わせるではなく、ソバ1本分、微妙に開けるのがポイントです。
(引田記者) 「できました。引田スペシャル1号、略してH1(エイチワン)早速、飛ばしてみましょう」
(東岡山工業・武川教諭と飛距離対決) 「先生、負けませんよ。」
引田記者の飛行機は飛距離わずか30センチ。 普段は授業で電気の配線や発電などを学んでいる生徒たちですが、微妙な調整が必要で奥が深い紙ヒコーキの世界を楽しんでいました。
折り紙ヒコーキの岡山予選会は、2020年1月26日に開かれます。小学生以下の部と一般の部に合わせて100人が出場しますが、3月の全国大会への切符を手に入れられるのは1人ずつという「狭き門」です。
(高校生はー) 「うまく飛ぶように調整をするのがとても難しかった」 「この紙ヒコーキ技術を存分に生かして(全国)1位を取りにいく。頑張る」
(JALエンジニアリング/今田裕治 整備士) 「折り紙ヒコーキを通じて、飛行機も好きになってもらうといいと思う」
生徒9人と教諭、引田記者の11人で飛距離を競った結果、引田記者は最下位に終わったそうです。