善通寺市の大学で15日、香川県警の警察官が授業を行いました。テーマは「銃器から身を守る」です。
四国学院大学は、事件や災害の事例から生き抜くすべを学ぶ「サバイバル論」の授業を行っています。
15日は、警察学校で拳銃の担当教官をしていた高松北警察署の作花香(さっか・かおる)地域官が日本と外国の銃に対する考え方の違いなどを講義しました。
(高松北警察署/作花香 地域官) 「アメリカの人の考え方の中には、銃を持つことでアメリカが平和になるんです」
銃社会と言われるアメリカでは大型スーパーなどで銃が取り扱われていて、約4割の世帯が銃を所持しています。規制が厳しい日本でも、2019年1月から6月までに発砲事件が5件起きていて1人が死亡しています。
作花地域官は、万が一銃を向けられた場合の対処法なども説明しました。
(参加した学生はー) 「(外国に行く時には)その国の法律とか情報を仕入れて、もし狙われた場合はどうするか教えてもらった。銃口を上げたり、後ろ側に回りこんだりとかやってみます」