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「自分が学びたい」などの回答も 公立の夜間中学についてニーズ調査の結果を発表 岡山市教委

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 岡山県にない公立の夜間中学について岡山市教育委員会が30日、ニーズ調査の結果を発表しました。

 岡山市で自主夜間中学を運営している「岡山に夜間中学校をつくる会」と岡山市教委は2019年、共同で公立の夜間中学のニーズについてアンケートとヒアリングを行いました。

 アンケートの回答は810通で回収率は5.8パーセント、さらに51人から聞き取りを行いました。アンケートでは約4割が「自分が学びたい」、「身近に学びたい人がいる」などと答えました。

 ヒアリングに答えた約6割が「中学校程度の学力習得」など学び直しを夜間中学に期待していました。

 週5日、無償で夜に授業が行われる公立の夜間中学は現在、全国で9都府県に33校あります。

 岡山自主夜間中学は月に2回、ボランティアで運営されていて限界があり、公立の夜間中学の設置を求める声が高まっています。

 岡山市教委では2020年度に毎月2回夜間教室を計画していて、その中で公立の夜間中学について検討を進めたいとしています。

(岡山市教委 生涯学習課/渕田裕之 課長) 「夜間教室による学び直しの場をつくって、より踏み込んだ(公立)夜間中学のニーズを把握する必要がある」

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