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西日本豪雨を受けて倉敷市真備町で進む治水対策工事 小田川流域の自治体トップが視察 岡山

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 2018年の西日本豪雨を受け、岡山県倉敷市真備町で進められている治水対策工事について小田川流域の自治体のトップが12日、工事の進み具合を確認しました。

(記者) 「高梁川と小田川の合流点の付け替え工事の現場です。井原市長や笠岡市長に工事の内容を説明しています」

 国と岡山県、倉敷市は2018年7月の西日本豪雨を受けて小田川と高梁川の合流点の付け替え工事を進めています。井原市の大舌市長、笠岡市の小林市長、矢掛町の山野町長が中国地方整備局の職員から工事の説明を受けました。

 現在は新たな川の道、河道を造るため、南山を掘削しています。工事は2023年度末に終わる予定です。

 また、倉敷市の伊東香織市長も加わり、小田川流域で進められている他の治水対策工事について意見を交わしました。

 現在、小田川では川底の土砂の撤去作業が行われています。

(笠岡市/小林嘉文 市長) 「大雨が降れば必ずかなりの量の土砂がおりてきます。(川底が)上がっていくというのは非常に不安になります」

(倉敷市/伊東香織 市長) 「(上流の)防災対策がしっかりできないことには(下流の)私どもの所も非常に危険になると」

 意見交換では「工事を速やかに進めてほしい」「撤去した土砂の一時置き場を整備すべき」といった要望や意見が出ました。

(倉敷市/伊東香織 市長) 「小田川の上流から下流までの整備が一体として、行われることが安全安心にとって大変大切。なるべく早く着実に進めていただければ」

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