2018年の西日本豪雨で堤防が決壊した小田川などの治水対策事業について国と地元自治体が意見交換を行いました。
倉敷市や矢掛町など小田川流域の4つの自治体の市長や町長、国や岡山県の担当者らが意見交換会に出席しました。
2024年3月に完了した治水対策事業では、小田川と高梁川の合流地点を元の場所から約4.6km下流に移しました。
中国地方整備局の担当者は2024年11月の大雨の際、事業の実施前と比べて高梁川側で約80cm、小田川側では約4m60cm、水位を低減させる効果があったと報告しました。
市長や町長らは効果が出ていることを評価し、引き続き堆積した土砂の撤去など河川を管理してほしいと国と岡山県に要望しました。