岡山県新見市の神社で矢を放って1年の農作や暮らしの吉凶を占う伝統の行事が11日、行われました。
新見市の天津神社で行われた「蟇目(ひきめ)の祈祷」です。宮司が10メートル離れた場所から狙うのは直径55センチの的。3本の矢を放ちその年の天候や作柄、暮らしを占います。
2020年は特に悪いところはなく「ピオーネやトマトなどの園芸作物が吉」という結果になりました。
(天津神社/長江俊忠 宮司) 「良い令和2年になればと思います」
境内では参拝者たちも、それぞれの思いを込めて次々に矢を放っていました。