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日本各地の観光地を音と映像で案内 第一弾は「総本山善通寺」 最新技術で臨場感のある体験も

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 この春、6つの企業が協力して音と映像で日本各地の観光地を案内するサービスを始めます。  その第一弾が善通寺市の「総本山善通寺」です。

(記者) 「この端末とイヤホンを使って音と映像の最新技術を使ったツアーを体験していきたいと思います、行ってきます」

 端末を指定の場所にかざすと建物の説明や歴史の紹介が始まります。  五重塔や御影堂など寺のおすすめスポットを案内するだけでなく、弘法大師・空海が残した言葉を聞けるのもツアーの醍醐味です。

 そして、最新技術も導入しています。

(記者) 「今仁王門の前に来ました。阿形(あぎょう)さんの声は右側から、吽形(うんぎょう)さんの声は左側から聞こえてきます。こっちを見ると、右側から声が聞こえてきます。こっちを向くと、左側から声が聞こえてきます。このように、二体の像が、本当にそこから話しかけているかのような感覚を体験することができるんです」

 「音響定位技術」は顔の向きに合わせて音が聞こえ方が変わることで立体的な音の空間を感じることができます。

(SSMRビジネス推進コンソーシアム/丸山俊一 副会長) 「ここのあたかも何もないのに音があるような、空海さんがいるような臨場感で語りかけてくるような仕組みを入れているのが特徴となります。新しいエンターテインメントだと思っていただき、空海さんの言葉を楽しんでいただければなと思っております」

(総本山善通寺/安藤誠啓さん) 「(善通寺に)最新の技術というものが合わさることでまた一つの違った空間ができるんじゃないかな。そこでお大師さんのより身近に感じていただけるために、このお大師さんの声を取り入れたということは、非常にありがたいことですね」

 このツアーは今年4月以降に利用できる予定です。


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