香川県の神社とお寺がタッグを組みます。弘法大師・空海の生誕1250年を記念して、金刀比羅宮と総本山善通寺がコラボした「御朱印」が完成しました。
(記者リポート)
「弘法大師・空海の幼い頃、真魚(まお)とこんぴら狗が、向かい合うようにして並んでいて、かわいらしく、あたたかみのあるデザインになっています」
御朱印は善通寺版と金刀比羅宮版の2種類あります。
善通寺版は、金刀比羅宮のキャラクター「こんぴら狗」が、子どもの頃の弘法大師、真魚に走って会いに行く様子が描かれています。
一方、金刀比羅宮版は、善通寺版とは逆に、真魚が785段の石段を登ってこんぴら狗の元へ向かっています。
弘法大師・空海の生誕1250年を記念して、隣接した場所で共に栄えてきたお寺と神社で地域を盛り上げようと、金刀比羅宮が善通寺に提案したものです。
金刀比羅宮と善通寺のコラボは今回が初めてです。
(金刀比羅宮/琴陵泰裕 宮司)
「(善通寺は)いろいろな繋がりがあるゆかりの深いお寺でございまして、記念すべき1250年の年にコラボレーションできるというのは、非常にありがたい」
(総本山善通寺/菅智潤 法主)
「お大師さんがひきあわせたんだなと。今後のこんぴらさんと善通寺の活動に注目をしていただければ」
御朱印は9月1日から、金刀比羅宮版と善通寺版、それぞれ5000枚限定で授与するということです。