岡山県新見市に間伐材など木材を燃料にして発電するバイオマス発電所が完成して火入れ式が10日、行われました。
新見市神郷下神代の工業団地に完成したのは、木材を燃料として使う新見バイオマス発電所です。火入れ式では、発電所の名越智所長がボイラーに点火し、発電所が稼働しました。
発電所は新見市の会社が運営し、発電出力は約2000キロワット、一般家庭の4300戸分に相当します。使用する木材は年間約3万トンで併設している工場で間伐材などをチップに加工します。
(新見バイオマス発電所/名越智 所長) 「新見の地の経済活動の起爆剤になればという期待を持っております」
5月中旬に本格稼働し、発電した電気は中国電力へ売られます。