香川県坂出市に一般家庭約17万世帯分の年間使用電力量を発電するバイオマス発電所が完成しました。
坂出市で1日、バイオマス発電所の完成にあたり竣工式が行われ、関係者約50人が出席しました。四国電力、東京の建設業・安藤ハザマ、東京ガスの子会社など6社が出資しています。
「坂出バイオマス発電所」は、海外から輸入した木質ペレットを燃料とし、燃焼した蒸気で羽根車を回して発電します。
木材は光合成でCO2を吸収し、燃焼時にCO2の排出量と相殺されます。
年間の発電量は約5.3億kWhで、一般家庭約17万世帯分に相当します。
年間に約32万tの木質ペレットを使用することで、約22万tのCO2が削減できるということです。
(坂出バイオマス発電所/藍谷公生 所長)
「地域の皆さんの大きな期待を頂いていると実感している。カーボンニュートラル社会の実現に貢献できると考えている」