岡山県警は、固定電話の留守番電話機能を活用して特殊詐欺被害を防ぐ「モデル地区」を指定しました
「留守番電話設定モデル地区」に指定されたのは、岡山市東区瀬戸町弓削です。 モデル地区では特殊詐欺被害を防ぐために警察と住民が連携し、固定電話がある全ての住宅に在宅中でも留守番電話を設定するよう呼び掛けます。
約100世帯ある弓削地区は平均年齢が70.6歳で、9割近くが固定電話を持っています。警察官らが高齢者の家を訪れ、留守番電話機能について説明したり、音声を吹き込んだりしました。
(住民はー) 「ちょっと心配だったので、これで安心しました」
岡山県では今年特殊詐欺の被害が約2億1990万円にのぼり、そのうち7割は固定電話を使った手口だということです。
(赤磐警察署/三澤幸芳 署長) 「注意喚起、あと水際対策・そして周りの人が守るという、この3本の矢をしっかりとやっていけたらと考えています」