新型コロナウイルスの影響で休校となった子どもたちに、勉強の場や遊びの場を提供する取り組みが24日、岡山市で始まりました。
(SGSG/野村泰介さん) 「イベントもないし、何もないないづくしの中でそろそろ退屈してるころかなと思って」
元高校教諭で教育コンサルタントの野村泰介さんが企画した「春のあそび場・まなび場」です。会場となった岡山市北区奉還町の一般社団法人「SGSG」に、市内の小学生や中学生ら6人が集まりました。
(記者) 「学校でやるはずだったテストの問題を解いている児童もいます、春休みの宿題も例年とは異なっているようです」
新型コロナウイルスの影響で、岡山県の多くの小中学校が休校になっています。子どもたちは学校で出された春休みの宿題や課題に取り組みました。
ボランティアで教えてくれるのは、教員志望の大学生です。頭を悩ませながら子どもたちに教える姿も見られました。
(大学生ボランティアはー) 「どういう風に教えたら分かるかなと思って。こういう場で教え方をしっかり学んでいけたら」
(児童はー) 「分からない問題教えてくれるから(いい)」 「(休みは)退屈」
勉強に疲れたら近くの公園で「気分転換」です。休校中、ずっと家にこもりっぱなしだった子どもたちもリフレッシュできたようです。
「春のあそび場・まなび場」は27日まで岡山市北区奉還町の「SGSG」で開かれています。