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2025年上半期の企業倒産 14年ぶりに60件超える 岡山県

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 帝国データバンク岡山支店は4日、2025年1月から6月までの企業倒産についてまとめました。
 負債額1000万円以上の倒産件数は69件で、前年同期を24件上回り、上半期としては14年ぶりに60件を超えました。
 業種別では小売業が19件と最も多く、次いで建設業14件、製造業13件となっています。倒産の原因は「販売不振」が91%を占め、従業員数「10人未満」の企業が88%を占めています。

 帝国データバンクが3日に発表した6月の景気動向調査によると、岡山県の景気DIは前月比2.3ポイント減の40.1で、6カ月連続で悪化しました。また4月に行った設備投資の意識調査では「設備投資を予定していない」と答えた企業が4割を超え、2017年度以降最も高くなりました。

 帝国データバンクは、トランプ関税の悪影響について非製造業も長期化への備えが必要となる中、変化に耐えられない小規模企業を中心に、下半期は事業継続を断念するケースが増えそうだと分析しています。

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