きっかけは新型コロナウイルスによる臨時休校でした。高松市の人材サービス会社で、子どもたちが親の仕事を体験しました。この会社では臨時休校を受けてこれまでも子連れ出勤を勧めてきました。
午前8時半ごろ。高松市の人材サービス会社、「クリエアナブキ」には子どもと一緒に従業員が出勤してきました。
(記者リポート) 「こちらの会社では臨時休校を受けて、子連れ出勤が始まりました。子どもが職場にいるからこそできる取り組みが行われています」
クリエアナブキは3月9日から子連れ出勤を勧めてきましたが、27日は親の仕事を身近に感じてもらおうと小学生の職場体験を企画しました。
(クリエアナブキ/上口裕司 社長) 「せっかく子ども連れで来てますので、お父さんお母さんはどんな仕事をしていて、そこを体験してもらうのはいいことだと思います」
子どもたちはそれぞれの部署を回りながら仕事について説明を受けたり社内便の配達や書類のコピーなど実際の仕事を体験したりしました。 クリエアナブキでは新学期が始まるまで子連れ出勤を推奨する予定です。
(参加した子どもはー) 「いつもお父さんがやっている仕事とかをあんまり詳しく知らなかったので、こういう機会に知ることができてよかったです」 「やっぱり中にいてもつまらないので、外に出たら楽しかったです」
(クリエアナブキの従業員) 「職場で子どもがいるっていうのは私自身にとっても新鮮な体験ですし、子どもにとっても非日常的ないい経験ができる時間なんじゃないか」