ピリッとした辛さが魅力の「葉ワサビ」の収穫が、岡山県真庭市の蒜山高原で最盛期を迎えています。
真庭市蒜山下和の実原周治さんの田んぼです。2019年の春に植えた苗がすくすくと育ち、渓谷の豊富な清流が流れる中、白くてかわいい花を付けています。
実原さんと妻の閑恵さんは、茎の伸びや花の咲き具合を見極めながら手際よく摘み取っていきます。
実原さんの葉ワサビは根は辛味が強く、葉は柔らかく甘さの中にピリッとした刺激があるのが特徴です。
(実原閑恵さん) 「今年は春が早くて、とても暖かい日が続きまして、本当に柔らかく育ってるんです」
春の香りを味わえる蒜山高原の葉ワサビ。出荷作業は4月中旬まで続き、鳥取県倉吉市の道の駅で販売しています。