近隣の県からの新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、岡山県の伊原木知事が22日、県境で来県者の検温を行う方針を示しました。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「何とか分かる形で我々ができるだけブロックしようとしているんだと。県外の皆さまに伝われば」
伊原木知事によりますと、感染者が急増している兵庫や大阪などからの感染拡大を防ぐため、県境にある高速道路のパーキングエリアや国道などで県外ナンバーの車を止めて来県者の検温を行う方針です。
強制力はありませんが、不要不急の来県を自粛するよう要請したいということです。ゴールデンウイークまでに始めたい考えで警察に協力を要請し、関係部局に準備を指示しています。
山形県も18日から高速道路や空港で来県者の検温を行っています。
伊原木知事は「今、岡山県に来てもらうのは困るという強いメッセージを形で示したい」と話しました。