新型コロナウイルスの感染者が増え続けていることから、緊急事態宣言の対象が全国に拡大されました。岡山県は全ての県立学校の臨時休校を決める一方、飲食店などへの休業要請を見送りました。
岡山県は17日から5月6日まで特措法に基づいた緊急事態措置を実施します。これに伴い、全ての県立学校69校は、5月6日まで臨時休校となります。
また、不要不急の外出やイベントの開催を自粛するよう強く要請します。一方で、飲食店や遊興施設への休業要請は見送ります。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「外出自粛要請を出すことにした。かなり強力なもの。(休業要請は)補償の問題が絡むと時間がかかるので、1番スピーディーにできる方法を選んだ」
岡山市は午後から対策本部会議を開きました。
(岡山市教育委員会/菅野和良 教育長) 「4月21日火曜日から5月6日水曜日までを臨時休校とします」
岡山市は市立の小中学校の午前中授業を続ける方針を示していました。しかし、緊急事態宣言の対象が拡大したことを受けて4月21日から5月6日まで臨時休校とします。
岡山県では岡山市や倉敷市など17市町が臨時休校を決めましたが、高梁市や新庄村など10市町村は授業を継続します。