22日、岡山市の新型コロナウイルスの対策本部会議で、児童虐待やDVが増加する可能性があると懸念が示されました。
(岡山市/大森雅夫 市長) 「どうも恐い。一言で言うと潜在化している。今もこれから休校が始まるわけであります。関係機関と十分連携しながら、なんとかその芽を摘むように」
22日の岡山市の感染症対策本部会議では、新型コロナウイルスの広がりによる学校の臨時休校や、外出自粛要請などによるストレスで、児童虐待やDVが増える可能性があるとの懸念が示されました。
3月、市の児童相談所に通知された児童虐待の件数は57件で、2019年の同じ月と比べ、約半分になっています。臨時休校により、学校からの通告も大幅に減少しています。 岡山市は「児童虐待が潜在化している可能性がある」とみていて、把握に努めたいとしています。