新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ経済を立て直すため、岡山県は約31億7900万円の補正予算案を6月議会に提案します。
28日、岡山県庁で開かれた対策本部会議で伊原木知事が、総額約31億7900万円の補正予算案を発表しました。
岡山県では落ち込んだ観光業界の復興のため、まずは県内の需要を喚起する方針です。岡山県民に限定した宿泊クーポンを発行するため、約7500万円を計上します。
また厳しい経営となっている中堅企業などを対象に、最大1000万円を支給する「特別支援金」を創設します。常時21人以上を雇用し、2020年に入って1カ月の売り上げが2019年の同じ月の半分以下まで落ち込んだことなどが条件です。
補正予算案は6月11日に開会する6月定例岡山県議会に提案されます。