岡山県新見市は西日本最大のリンドウの産地として知られていて、25戸の農家が4ヘクタールで栽培しています。
新見市のリンドウは畑にネットを張って、蜂による花の受粉を防止しています。蜂によって花が傷まないようにすることで花の持ちが良くなり、長い間楽しめるのが特徴です。
14日から収穫作業を行っている妹尾牧能さんは、花の咲き具合を見定めながら手で1本ずつ丁寧に摘み取っていきます。
JAの選花場では、15日に持ち込まれたリンドウを職員が品質をチェックした後、専用の機械を使って自動で花の等級分けをして10本ずつ束ねていました。
(JA晴れの国岡山 新見統括本部/青山誠さん) 「いろんな場面でもっと気軽に手軽に、しっかり手に取って家でもしっかり飾って使っていただきたいですね」
新見市のリンドウは10月下旬まで、岡山や大阪などの市場に約100万本が出荷されます。