安倍晋三総理大臣の後継を決める自民党の総裁選挙が8日に告示され、14日に投開票が行われます。今回、党員投票は見送られましたが、自民党岡山県連では割り当てられた3票の投票先を決めるために独自の予備選挙を行うことを決めました。
自民党岡山県連の役員4人が県議会の控室に集まり、総裁選への対応を話し合いました。
自民党総裁選は国会議員票と47都道府県連に割り当てられた3票ずつ、合わせて535票で争われます。政治空白を生まないために今回、全国一斉の党員投票を行わないことに対して、地方から不満の声が上がっています。
岡山県連では県内の党員と党友合わせて約2万2000人を対象に郵送で予備選挙を行います。その得票割合に応じて岡山県連の3票を配分するドント方式を採用することを決めました。
(自民党岡山県連/天野学 幹事長) 「(岡山)県連の予備選挙を実施したい。総裁選への一票はぜひ行使していただきたい。その環境を整えるのが我々役員の務め」