伝統ある日本画を「模写」した絵画の作品展が香川県坂出市で開かれています。
坂出市の東山魁夷せとうち美術館で開かれている展示会では、平安時代や鎌倉時代の日本画を模写した作品が並んでいます。
「模写」では絵の具が剥がれた部分など細かい部分まで丁寧に描かれています。
作品「駿牛図(すんぎゅうず)」は、鎌倉時代に描かれた「駿牛図」を日本画家の井上耐子さんが模写した作品です。
貴族の乗り物である牛車を引いた牛を描いていて、頭の繊細な毛並みや原画のしわまで細かく表現しています。
また、2階には東山魁夷が中央アジアの旅で描いたスケッチの作品も展示されています。
作品展は東山魁夷せとうち美術館で、8日まで開かれています。