男子ソフトボールの頂点を決めるトーナメントが岡山県で開かれ、岡山市の平林金属が15日、日本エコシステムとの決勝に臨みました。
2019年に日本リーグ2連覇を達成し、今大会でも優勝を狙う平林金属。大黒柱・松田光を3日連続で先発マウンドに送ります。
1回、先頭バッター。セカンド・八角がいきなりファインプレー。
「これぞソフトボール!」というスピードあふれる守備でアウトに取ると、今度は高く上がったファウルフライをファースト・鳥山が気迫のキャッチ。
1回から守備で観客を沸かせます!
両チーム点を取り合い同点で迎えた4回。ランナー2人を置いて2番・浜本。左中間を破るタイムリー。さらに相手の送球の隙をついて一気に自分も生還し勝ち越します。
すると続く3番・松田。2019年は投打二刀流で世界最優秀選手を獲得したエースが打撃で見せ、突き放します。
その後も両チーム点を取り合いましたが、初戦から4連投の松田が粘りの投球で10-9の完投勝利。地元の1500人を超えるファンの前でうれしい優勝を飾りました。