秋の紅葉シーズンを前に、小豆島の「寒霞渓ロープウェイ」で救助訓練が10月29日に行われました。
ロープウェイを運行する「小豆島総合開発」の従業員や警察官などが参加しました。滑車のギアが壊れ、地上約7メートルの地点でゴンドラが停止した想定です。
参加者らはロープを使ってゴンドラに乗り込んだ後、取り残された乗客2人を備え付けの救助袋に誘導して安全に地上に降ろしました。
寒霞渓ロープウェイは1963年4月の開業以来、62年間にわたって無事故運転を継続しているということです。
小豆島総合開発の河西純一さんは「お客様の安全を第一に考えているこういった訓練を日々繰り返して安心を提供できるように心がけている」と話しています。