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〈新型コロナ〉香川県が警戒レベルを「感染拡大防止対策期」に引き上げ 多度津町は成人式の延期を発表

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 香川県は新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、9日から県の警戒レベルを「感染拡大防止対策期」に引き上げることを決めました。

(香川県/浜田恵造 知事)
「県内の医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応が難しくなるだけでなく、通常の医療にも大きな影響が生じる恐れがある、まさに感染拡大の危機というべき事態であります」

 香川県では7日までの1週間の新規感染者が97人、クラスターの発生による感染者を除いても48人となり警戒レベル引き上げの目安となる人数に達しました。9日から29日までを6段階の上から3つ目に当たる「感染拡大防止対策期」と位置付けます。

 浜田知事は県内での外出や県外との往来について不要不急の場合は慎重に検討してほしいと呼び掛けました。

 また、9日と10日に予定されている成人式は、7市4町では会場を広くしたり、分散したりと対策をとった上で開催します。
(開催予定の7市4町:高松市・丸亀市・坂出市・善通寺市・観音寺市・さぬき市・三豊市・三木町・直島町・宇多津町・まんのう町)

 多度津町は10日に予定していた式の延期を発表しました。小豆島町と土庄町はすでに中止を決めています。

 また、消防職員らの仕事始めの行事、「出初式」は全ての自治体で中止になりました。

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