4月、瀬戸内国際芸術祭が開幕。6回目となった今回は、新たに「志度・津田」、「引田」、「宇多津」の3つのエリアが加わり、岡山・香川の17エリアに過去最多256作品を展示。延べ108万人(歴代2番目)が来場しました。
同時期に開催していた大阪・関西万博の影響もあり、岡山県では、宿泊した外国人の数が、過去最多となりました。
期間中には、秋篠宮妃紀子さまと次女の佳子さまが、香川県の直島や小豆島などを訪れ、作品を鑑賞されたり、島民と交流されたりしました。佳子さまの香川訪問は初めてでした。
一方、瀬戸芸期間中にはこんなトラブルも……
(乗客らを救助した男性)
「後から考えたらあと5分か10分の差やけん、紙一重じゃわな。まあ良かった」
5月、高松市の男木島沖で瀬戸芸のツアー客ら25人が乗った旅客船が炎上。乗客らは船が燃え上がる前に近くを通り掛かった漁船に救助され、けが人はいませんでした。しかし、旅客船はその後沈没。
中国運輸局はこの船を運航・管理していた岡山県倉敷市の海運会社に対し立ち入り検査を行い、安全確保に関する命令書を出しました。