高松市の高速バス会社が、新型コロナウイルス対策として、阪神方面へのバスにウイルスを無害化するコーティングを施しています。
コーティングを行っているのは、高松エクスプレスが運行する高松と大阪・神戸を結ぶ高速バス「フットバス」です。
フットバスは新型コロナウイルスの影響で、2020年4月から12月までで、運行便数が約半分に、乗客数は約7割減っています。
コーティングには「チタンコートアルファ」と呼ばれる特殊な光触媒を含んだ水溶液が使われていて、細菌やウイルスなどの無害化が期待されています。
(高松エクスプレス/矢野涼太さん)
「座席の所や手すりなどを主にコーティングしていきますので、そこに付着したウイルスなんかを分解して、お客様に安心してご利用いただけるよう願っております。」
大阪や兵庫にも緊急事態宣言が出されましたが、高松エクスプレスは当面、フットバスの運休は行わない方針です。