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34年の歴史に幕 新「めおん」にバトンタッチ しま模様のデザインのイメージとは? 香川

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 初代から3代目にバトンタッチです。30年以上にわたって高松港と女木島・男木島の間を走ってきたフェリー、「めおん」が2月28日に引退し、新しい「めおん」の運航が始まりました。

 新しい「めおん」は、これまでの赤と白のツートンカラーからしま模様に変わりました。

 デザインしたのは、瀬戸内国際芸術祭にも参加した建築家ユニット「ドットアーキテクツ」。瀬戸内海の島々の間を「しましま」のフェリーが進んでいく風景をイメージしたそうです。

 船内は、大きな窓から瀬戸内の多島美が見渡せる開放的な空間になっています。

(記者リポート)
「船内には高松市の伝統工芸『欄間』を取り入れていて、女木島と男木島を表現しています」

 島のお年寄りも使いやすいようバイアフリーの客室を設けている他、車いすも最大5台乗ることができます。また定員は30人増えて280人になりました。

(新『めおん』に乗った島民は―)

「気持ちよかったですよ。初乗りです」

「眺めがよくて椅子の座り心地とかも最高なので、今までと船の雰囲気が変わって明るい気持ちで乗れました」

(雌雄島海運/山下周市 社長)
「香川県に来てみようか、高松市に来てみようか、そしたら『めおん』に乗って女木島・男木島に行ってみようかというお客さまが多数来ていただけるように頑張っていきたい」

 新しい「めおん」の就航によって、これまでの主力船である「めおん2」は予備船となります。

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