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四国初!警察署と小学校をつなぐ オンラインで交通安全教室 香川・三豊市

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 四国の警察署では初めての取り組みです。
 新型コロナウイルスの影響で対面のイベントなどが行いにくくなる中、香川県の三豊警察署が小学校と署をオンラインでつないで交通安全教室を開きました。

 参加したのは、詫間小学校など市内4つの小学校の1年生合わせて約200人です。

 それぞれの教室と三豊警察署をオンライン会議システムで結び、斎藤交通課長が画面を通して交通ルールなどを説明しました。

(荻津尚輝リポート)
「子どもたちは座学だけではなく、実際に体を動かして学んでいます。今は横断歩道の渡り方を勉強しているんですが、実際に画面には信号と横断歩道が映されているので、まるで外にいるような感覚で勉強することができます」

 対面での交通安全教室では校庭や実際の横断歩道を使いますが、画面越しでも分かりやすくするために、模擬的な横断歩道を作って講義は行われました。

 香川県警によると、小学校低学年の児童の交通事故の原因は「道路への飛び出し」が多いということです。

(児童は―)
「横断歩道の渡り方とか道路に飛び出したらダメだとかありました。(Q.難しかった?)うん。(画面が)たまに小さくなったり大きくなったりしたから、ちょっとだけ見にくかった」

 最後に4つの小学校合同で質疑応答も行われ、交通ルールの注意すべきポイントや事故の件数などについて質問がありました。

 香川県警が2020年の1年間に行った小学生向けの交通安全教室は101回で、新型コロナの影響で2019年より4割近く減っています。

(香川県警察本部 交通企画課 交通事故抑止対策担当/片山太 警部)
「幼少期からの交通安全教育、マナーの遵守、これが非常に大切だと県警としては感じています。途中に通信状況が一部悪くなっているとか、そういうのもありましたので、今後検証しながらより良く実施していきたい」

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