「みんなに聞いてみた!」今回のテーマは「新年度、始めたいことは?」です。
4月1日から始まる2021年度。普段の生活や趣味、仕事など、何か新しく始めようと思っているものはあるのか、高松市内でみんなに聞いてみました。
街で聞く「新年度、始めたいことは?」
(親子は―)
主婦(30代)「パパが転勤族(単身赴任)が終わって、4月1日から一緒に暮らす」
長女(新5年)「学校であったことをたくさん話したい」
主婦(30代)「ご飯が大変だなーくらいですね」
(犬の散歩が日課/男性[60代])
Q.生活のここ変えてみようとかあったりしますか?
「いまのところちょっと思い当たらないかな。はよ見つかったらええんやけど」
(ヒッチハイクで日本一周中/男性[20代])
「東京からですね、2週間くらい前から始めて。海外は行きたいっすね、もう少し苦しい思いしたいです。ちょっと慣れちゃったんですよね」
(この日入籍した2人)
「いま(婚姻届)出してきましたけど、そんなに実感ないねっていう話をちょうど今していて。将来の2人の貯蓄だったりとか、プラスアルファ余裕を持って生活できるようにっていうのは、それは今のタイミングで2人で始めたいねっていうのは相談はしてます」
(女子高校生[新2年])
「将来の夢が建築士なんで、建築士になるために勉強を毎日頑張っていきたい。お客さんが笑顔になる家を建てたいんで、すぐ崩れんような立派な家を設計できるようになりたいです」
Park KSBアプリのアンケート結果は―
Park KSBアプリのアンケートでは、99人のうち3分の2の66人が新年度始めたいことが「ある」と回答しました。
多かった答えとしてはウォーキングや筋トレ、マラソンなど体を動かしたいという人が16人、「ダイエット」を始めるという人が7人、「資格を取りたい」という人が6人でした。
ただ、始まるものもあれば終わるものもあります。駅員たちに愛された香川県のある食堂が3月31日で閉店します。
駅員たちに愛された「多度津駅構内食堂」
JR予讃線と土讃線が交わるJR多度津駅。駅の傍らにある「多度津駅構内食堂」は駅員や乗務員が利用します。
店主の高田芳紀さん(63)は13年前から一人で店を守ってきました。朝定食は380円、ランチと夜は500円です。
そんな食堂が31日で閉店します。
(多度津駅構内食堂/高田芳紀さん[63])
「ほんとはもっと、あと5、6年、体の続く限りやりたかったんですけど」
JR四国によると食堂が入る建物は1928年に倉庫として建てられたもの。老朽化しているため食堂として利用し続けることは難しいと判断しました。
(先輩車掌)
「先輩に代々連れてきてもらって、『ここで朝飯食うんやぞ』とかっていうのをずっと教えてきてもらったので、最後に教えられてよかったなと思います」
(後輩車掌)
「入ってすごいあったまるような感じで、すごいご飯もおいしかったですし。もう閉まるということで、最初で最後のお食事、楽しんでまいりました」
(多度津駅構内食堂/高田芳紀さん[63])
「普段からみんな『大将、大将』って呼んでくれるんですが、やっぱうれしいもんなんですよ。この間もちっさいお子さんが、読めるか読めんかわからんくらいの字なんですけどね、『おじちゃんお疲れさまでした』っていう手紙をもらったんです。それはちょっとウルっと来ましたね」
高田さんはゴールデンウイーク明けに香川県善通寺市でお店を始める予定です。メニューや値段は今のまま、名前は「構内食堂」です。
(多度津駅構内食堂/高田芳紀さん[63])
「今まで通りみんなと話をしながら、楽しくできたらなぁ」
次回の「みんなに聞いてみた」のテーマは「習い事していますか?」です。皆さんの声をお寄せください。