子どもの居場所を作ります。
西日本豪雨の被災地、岡山県倉敷市真備町で支援を続けているNPO法人が4日、新たに「子ども食堂」を始めました。
倉敷市真備町有井にオープンした子ども食堂です。
真備町で支援を続けているNPO法人災害支援団ゴリラが運営しています。2020年4月から2021年2月にかけ、災害支援団ゴリラはこの敷地にトレーラーハウスを設置し、隔週の土日にカフェを運営してきました。
延べ2600人が訪れましたが、必要なボランティアを集めることが難しくなったことなどからカフェは閉鎖しました。それでも子どもたちが一緒に過ごせる場所を継続したいと、隔週の日曜日に子ども食堂を始めました。
(記者リポート)
「こちらのお米はSNSで活動を知った人から直接送られてきたものということです。そして材料もすべて募金で成り立っています」
災害支援団ゴリラの活動に賛同した人からは、米やサツマイモなどが届けられています。また、生活に困った人を支援しようと倉敷市社会福祉協議会が企業や個人から集めた日用品なども提供されています。
子どもたちは持参した容器にご飯を盛り付けてもらい、おいしそうに食べていました。
(小学校6年生は―)
「やっぱりにぎやかでゴリラが作ってくれたのはみんなで楽しく食べられてうれしい」
(災害支援団ゴリラ/茅野匠 代表)
「皆さんが集って子どもたちのやんちゃな声や怒られている声、元気な声が響くような場になってほしい」