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〈新型コロナ〉26日から3週間…岡山県で外出・会食の自粛について協力要請 街の人の声は

 岡山県では4月26日から3週間、夜の外出や飲酒を伴う会食の自粛について県民に協力を要請しています。夜に営業する飲食店や街の人からはさまざまな声が聞かれました。

 感染拡大を防ぐための知事からの協力要請。岡山県の人はどう受け止めているのでしょうか。

(無職 80歳)
「(感染者)岡山は多いね。若い人にコロナの怖さをしっかりPRせんと。この2週間ばかりは自粛しないといけないと思う、勝負時じゃ」

(会社員 46歳)
「(夜の飲食に)行きづらい、行ったとも言いづらい。家でバーベキューしたりとか、ありきたりなことをして生活する」

(会社経営 52歳)
「(飲食の)お客さんは当然自粛する。コロナで病気になったり命が亡くなるのが先なのか、経済で命がなくなるか。ほんとどっちがどっちかわからない」

家でできることをしっかりやる

(記者リポート)
「岡山大学では全ての部活・サークルの対面での活動を禁止しています」

 誰もいない静かなグラウンド。岡山大学では4月17日から部活・サークルの対面活動が禁止になっています。アメリカンフットボール部では新入部員の勧誘に影響が出ているそうです。

(岡山大学 アメリカンフットボール部/吉田弘輝 キャプテン)
「9割以上が未経験の選手で構成されているので、実際に新勧で雰囲気を知ってもらったり、部の楽しさを知ってもらって初めて入部してもらえる部活なので、人員確保という面ですごく痛手を負ったと感じています」

 現在、部員たちは個人でトレーニングをしています。

(岡山大学 アメリカンフットボール部/吉田弘輝 キャプテン)
「昨年度、コロナウイルスの状況下で実際にいろんな活動をしていく中で、家にいる中でもできることを個人、実感しているところなので、めげずにくじけずに、家でできることをしっかりやるということを心掛けていきたいと思います」

感染拡大が防げるならば仕方ない

 夜間の飲酒を伴う会食の自粛について、酒の卸と販売を行う会社は……。

(ワインと地酒 武田/武田敏典 社長)
「お酒が原因かとか思うところはある。ただそれによって(感染拡大が)防げるのであれば今は仕方がない」

 飲食店への酒などの売り上げは8割から9割減りました。26日からの自粛でさらに影響が懸念されます。

(ワインと地酒 武田/武田敏典 社長)
「720ミリリットルのサイズは2倍近くなってると思います」

 武田さんは家飲み需要を取り込もうと、小さいサイズの日本酒などを充実させました。しかし減った売り上げをカバーできてはいません。

(ワインと地酒 武田/武田敏典 社長)
「お酒は悪いものではなくて、むしろ癒しにもなるものなので。今は我慢する時なんでしょうが、酒蔵も原料米を作る農家にも助けになると思うので、またその時はぜひどうぞよろしくお願いします」

無駄な3週間にならないようにしっかり検証を

 午後7時から営業しているバーでは……。

(BAR SEVEN/近藤良雄 オーナー)
「正直耐える以外の方法がない状態がもうずっと続いている」

 売り上げが悪い月は既に例年の7割減ということです。酒がメインのバーへの影響は計り知れません。

(BAR SEVEN/近藤良雄 オーナー)
「政府の発表や報道の影響で岡山県の人のマインドも同じように動く。出るなと言われれば家にいるし、緊急事態宣言が開ければ出てはくる。(岡山県には)事業所に対して補償をするとか、セットにして話をしてほしい」

 近藤さんは営業していない昼間の店舗を貸し出し、少しでも売り上げを上げようとしています。

(BAR SEVEN/近藤良雄 オーナー)
「世の中が戻ればいいとは思ってるけど、僕以外の人間でも心が折れている人はいっぱいいると思う。根性じゃなくて科学や統計でしっかり検証してもらいたい。無駄な3週間にならないように」

 岡山県の伊原木知事は、感染急増を示すステージ3に入ったとして4月26日から5月16日まで、県民に向け協力要請を出しました。要請の中で強く求めているのが「夜間の不要不急の外出自粛」。特に「飲酒を伴う会食」の自粛です。

 黙って食事をする「黙食」などの言葉も盛り込まれています。ゴールデンウイークについては、帰省や旅行の延期を検討してほしいとしています。

 イベントの主催者などには、県外からの参加が見込まれるイベントの自粛や延期などを求めています。またクラスターのリスクがある食堂や寮への感染対策も明記されています。

 飲食店へはカラオケ設備の利用自粛、学校については部活動や学生寮での感染対策を要請しています。

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