岡山県の伊原木知事は県内の新型コロナ感染状況が上から2番目のステージ3に入った認識を示し、県民に人との接触を半減させるよう求めました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「これまで通りの対応では岡山県は大変なことになってしまう」
岡山県では21日までの1週間で、新型コロナ患者用の病床使用率は40パーセントと第3波のピーク時に近く、6つの指標のうち5つがステージ3に該当しています。
伊原木知事は緊急対策として5月16日までの3週間、人との接触を現在から半減させるよう県民に協力を要請しました。
具体的には夜間の不要不急の外出や飲酒を伴う会食の自粛の他、県外から参加が見込まれるイベントの自粛、社員食堂や寮での感染対策、飲食店でのカラオケの利用自粛などを求めました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「お酒を飲むような時間帯の外出はぜひとも避けてほしい。ゴールデンウイークに県外旅行を考えていた人はキャンセルを念頭に置いた対応を」
ゴールデンウイークのイベントに関しては、倉敷市で4月30日から予定していたイベント「ハートランド倉敷」などが中止を決めています。