民間の信用調査会社は、2020年度「減収減益」となった岡山県の企業が11年ぶりに4割を超えたという調査結果をまとめました。
帝国データバンク岡山支店は2021年3月、岡山県の企業360社を対象に業績の調査を行い、179社が回答しました。
調査結果によりますと、44.1パーセントが2020年度は「減収減益」と回答しました。40パーセントを超えるのは、リーマンショックの影響があった2009年度以来、11年ぶりです。
一方、「増収増益」と回答した企業は15.1パーセントで、前の年度を8.4ポイント下回りました。
2021年度の業績の見通しについては、22.5パーセントが「増収増益」、32パーセントが「減収減益」と回答しています。