四国電力は2021年夏の電力需給について、安定供給は辛うじて可能としつつも厳しい状況であるという見通しを示しました。
経済産業省の発表によると、四国では電力供給の余力を示す「予備率」が7月は3.7パーセント、8月は3.8パーセントで、安定供給に最低限必要な3パーセントに近くなっています。
四国電力の長井啓介社長は定例会見で、「需要のピークを迎える前に発電所の点検を行うなど、緊張感を持って取り組む」と話しました。
利用者に対しては、使わない部屋の電気を消すなど無理のない範囲での節電を呼び掛けました。