〈新型コロナ〉岡山市の人出減るも　市長「緊急事態宣言の効果はあった」「延長はやむを得ない」

　岡山市の大森市長は緊急事態宣言について「延長はやむを得ない」と述べました。

【写真を見る】大森雅夫市長「今の水準であればやはり緊急事態宣言の延長はやむを得ない」

　岡山市によりますと、5月19日から1週間の市役所筋と桃太郎大通りの人出は、2020年の同じ時期と比べて約4割減りました。

　しかし、岡山市の28日までの1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は38.6人と、ステージ4の目安を大きく超えています。

（岡山市／大森雅夫　市長）
「緊急事態宣言の効果はあったと思います。市民の皆さんに随分努力をしていただいてはいるんですが、今の水準であればやはり緊急事態宣言の延長はやむを得ないと思います」

　岡山市は、各医療機関のワクチン接種の予約枠の空き状況について、6月上旬から市のホームページやコールセンターなど情報を発信し、接種の促進に努めるとしています。