岡山県吉備中央町でオニグルミを撮影しました。実が熟すのは秋ごろで、今は花の季節です。
オニグルミの木は、全国の川沿いなどに普通に生えている大型の樹木です。ひものように垂れさがっているのは花序という雄花が集まったものです。初夏になるとオニグルミはこの雄花がよく目につきます。
そして、枝の先あるのが、オニグルミの雌花です。
雌しべの先の柱頭という花粉が付く部分は赤くなっています。
オニグルミはもともと日本にある野生種で、秋に熟す実は二ホンリスなど野生動物の貴重な食料になっています。