新型コロナウイルスのワクチンを職場などで接種する「職域接種」の受け付けが8日、始まりました。
総社市の協同組合は、「クラスターが発生して製造ラインを止めてしまわないように」と9日、申請しました。
(ウイングバレイ/昼田真三 理事長)
「河野ワクチン担当大臣が工業団地でも進めてもらいましょうという発言があった。たぶん我々のことを言っているんだと思う」
自動車部品メーカーなど12社が加盟する総社市の工業団地「ウイングバレイ」は、9日、新型コロナワクチンの「職域接種」を国に申請しました。
「職域接種」には、医師や会場を企業側で確保することや最低1000人に接種を行うことなどの条件があります。
ウイングバレイでは、約4000人の組合員のうち、希望する2800人の接種を予定しています。
事務所の中で1番広い会議室を接種会場とし、委託している産業医が週に2回、150人ずつ接種を行います。
早ければ、6月21日に接種を始めたいとしています。
(ウイングバレイ/昼田真三 理事長)
「クラスターが発生すると、お客さまのラインを止めてしまう。早くワクチンを接種して安心して日々仕事をする」
岡山県によりますと、10日午後5時時点で県内から10件の申請があったということです。