新型コロナウイルスのワクチンを職場などで接種する「職域接種」が21日、岡山県総社市の協同組合で始まりました。
自動車部品メーカーなどが加盟する総社市の工業団地「ウイングバレイ」では、希望する11社の組合員、約2800人に接種を予定しています。
委託している産業医が週に3回、1回当たり、100人ずつ接種します。
会場では、重い副反応が出た場合に備えて救急救命士らが待機しています。
(接種を受けた組合員は―)
「受けたい人が即座に受けられるというところで、こういうところのチャンスがあったのでよかったと思います」
(ウイングバレイ/昼田真三 理事長)
「自分が感染するんじゃないかという、ある意味恐怖心と言いますか、それを持って日々仕事をしている人が多いと思いますので安心する材料にはなります」
ウイングバレイで接種が終わるのは、10月中旬の予定です。
岡山県によりますと21日までに45の企業や大学などが職域接種を申請しているということです。