岡山県笠岡市は、17日から島しょ部に住む12歳以上の人を対象に新型コロナのワクチンの集団接種を行うと発表しました。
笠岡市は17日に笠岡諸島の飛島に、7月には他の5つの島に医師らを派遣し、希望する人にワクチンを接種すると発表しました。
接種の対象となる12歳以上の約1500人のうち、800人ほどが接種を希望しているということです。
また、島全体で感染対策を強化するため、島で働く市の職員や教師などにも接種する方針です。
(笠岡市/小林嘉文 市長)
「安心して観光、あるいは釣りが楽しめたり、島民の方々と交流ができるようにワクチン接種をしっかりと進めて、集団免疫を確保したい」
島しょ部以外では、6月下旬64歳以下の人全員に接種券を発送し、基礎疾患のある人や通所型介護施設の職員らを優先して接種するということです。