岡山県で災害関連死を含めて95人の死者を出した西日本豪雨から7月6日で3年。県内各地で犠牲者の冥福を祈りました。
倉敷市では、西日本豪雨で災害関連死23人を含めた75人が犠牲になりました。
(遺族代表/松村好美さん)
「はや3年となりますが、年月を経ても心の傷が癒えることはありません」
松村好美さんは西日本豪雨で、母・孝恵さんを亡くしました。
(遺族代表/松村好美さん)
「このつらい経験を教訓として、家族や周りの方々との強い絆をもって前に進んでいくことが復興につながり、頑張り屋だった母にも気持ちが届くのではないかと思います」
(倉敷市/伊東香織 市長)
「被災をされた皆さまが1日も早く、元の生活を取り戻していただけますように、復興への歩みを着実に進めてまいります」
災害関連死8人を含め12人が亡くなった総社市でも追悼式が行われました。
西日本豪雨で高梁川の水があふれ住宅が浸水した美袋(みなぎ)地区では3億3000万円をかけ、排水ポンプを設置しました。
(被災地住民代表/坪井司さん)
「当設備が起動することにより、内水の上昇スピードを抑えることができ、全員避難が可能になり、より安全な町づくりができるように思います」
(総社市/片岡聡一 市長)
「復興に向けて立ち上がっていける市に、被災者の方々と共にこれからも頑張ってまいります」