香川県綾川町の田んぼに12日、アイガモのヒナが放されました。おいしいお米にするためにこれから一生懸命働きます。
(中濱綾那リポート)
「これからこちらの田んぼに、大阪で育てられた生後およそ1カ月のアイガモが放たれます。きょうが田んぼデビューです」
香川県綾川町陶にある福上寛さんの田んぼでは、10年ほど前からアイガモ農法でお米を栽培しています。
12日はヒナたちが田んぼに慣れるようにと一角に設けたスペースに約40羽を放しました。3、4日慣らしたあとにヒナたちは田んぼに出ていきます。
アイガモ農法ではヒナたちが田んぼを泳いで雑草や害虫を食べてくれるだけでなく、水をかき回すことで雑草が生えるのを防ぎます。
(生産者/福上寛さん)
「仕事してくれよったらの、除草になるけん稲にもいい」
アイガモ農法で育てた米は10月下旬に収穫されるということです。