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飲食店の感染対策に“お墨付き” 岡山県でも認証調査進む〈新型コロナ〉

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 新型コロナウイルスの感染対策をしている飲食店などに、県がお墨付きを与える「第三者認証制度」の導入を国がを求める中、岡山県でも調査員によるチェックが始まりました。

(調査員)
「座席間の距離、1メートル以上確認ができました。パーテーションも置かれていますので、引き続きこういった形で対応いただけると幸いです」

 岡山市のカフェでは調査員2人が座席の間隔やアルコール消毒の有無などを確認しました。

 第三者認証制度は感染対策が十分にとられている飲食店や喫茶店に県がお墨付きを出すものです。県から委託を受けた業者が感染対策についての最大46の項目をチェックします。

 県によりますと県内の飲食店と喫茶店約1万店のうち、4000店の認証を見込んでいます。県は8月2日から認証制度の申請の受け付けを始めました。

 16日午後1時までに463店から申請があり、県は、随時、店舗での調査を進める予定です。

(記者リポート)
調査項目を全てクリアした店にはこの認証書とステッカーが渡されます」

 感染対策のお墨付きを受けた店は専用のウェブサイトで店名と住所を公表されます。

(認証申請したカフェは―)
「我々も安心できますし、お客さんも安心してご利用いただけると思います。いいことだなと感じています」

 飲食店の感染対策を自治体などが認証する制度は山梨県が始め、2021年4月、国は各都道府県に導入を求めました。

 岡山県は第三者認証制度を導入するため8899万円の予算を確保しています。

(岡山県 農政企画課/森本章敬 総括参事)
「しっかりとした感染対策の質を保つこと、県民の皆さまが認証店を探したときに目につくような数は確保しないといけないと思っています」

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